ベンチャー

Alpha Clone - Starter Venture w/Drones を Osmium で見る

採掘フリゲートは戦闘のためではなく、主に資源採掘のためのものです。 よって、この船のタレットハードポイントは武器ではなく採掘レーザーによって埋まることになります。 武装せずに残しておきましょう。 アステロイドベルトでの自己防衛のため、もしくは鉱石採掘に加えて敵を倒さないといけないようなミッションのために、ドローンを使えるようスキルを取ることを強くオススメします。 それ以外の場合、もし戦闘せざるを得ない状況に陥ったならば、単に逃げてしまうのが最良の選択肢です。

採掘用ツール

ベンチャーにはハイスロットに 採掘機I (Miner I) を2機装備します。 固定ボーナスによって、他の船に4機の採掘機を装備したのと同じ採掘効率を得られ、採掘フリゲートスキルを伸ばすことによってさらに効率を上げることができます。 採掘された鉱石は 50m3 しかないメインのカーゴベイではなく、 5000m3 の容量がある鉱石ホールドに格納されることに注意してください。

さらに、近くにあるアステロイドに残っている鉱石の量を知ることができる サーベイスキャナーI (Survey Scanner I) をミディアムスロットに装備しています。これによって、今掘っているアステロイドがいつ枯渇寸前になるのか、そしてどの他のアステロイドが最も多く鉱石を含んでいるのか (つまり、どれくらい長く中断しないで掘り続けられるのか) 、を知ることができます。

防御

この FIT では、 中型シールドエクステンダーI (Medium Shield Extender I) をミディアムスロットの1つに装備してシールドHPを追加し、攻撃を受けた際に反応して逃げるための時間をより多く確保しています。

また、ロースロットに ダメージ制御I (Damage Control I) を装備し、ダメージに対する耐性を高めています。

このベンチャーは弱いNPC海賊への防御のために ホブゴブリンI (Hobgoblin I) ドローンも装備しています。 ワープする前に、もしくは敵からダメージを受けている場合、自艦にドローンを呼び戻すのを忘れないようにしましょう。

戦闘用ドローンを使うには、 ドローン III と ライトドローンオペレーション I のスキルを習得する必要があります。 これらのスキルは今後乗ることになる多くの船で役に立つので、チュートリアルで貰ったミニスキルインジェクターから得たスキルポイントのうち、いくらかをこれらに割くことをオススメします。 ライトドローンオペレーションを習得するためには、マーケットでスキル本を買う必要があるでしょう。

ユーティリティ

1MNアフターバーナーI (1MN Afterburner I) を使うと船を加速させることができます。これにより、アステロイドからアステロイドへと移動するのが早くなり、敵対的な船から逃げるのにも役に立ちます。

サルベージャーI (Salvager I) を使うと、遭遇した残骸から価値のある素材をサルベージすることができます。 これはこの船の本来の目的とは外れますが、機会さえあればいくらかの副収入を得られるかもしれません。

リグ

リグを装備すると、他の性能を犠牲にして、船の性能に改造を加えることができます。 モジュールと異なり、リグは取り外すことができず、代わりに破壊されます。 これは初心者向けのFITなので、リグはあまり使用していません。というのも、多くの「最適な」リグは比較的高価なことが多く、あなたのゲーム開始ステーションの近くではおそらく手に入らないからです。

このFITでは 小型対EMスクリーンレインフォーサーI (Small Anti-EM Screen Reinforcer I) を2つと 小型対キネティックスクリーンレインフォーサーI (Small Anti-Thermal Screen Reinforcer I) を1つ装備し、シールドのダメージ耐性を高めています。

運用方法

ベンチャーは採掘フリゲートです。 それゆえ、価値の高い鉱石を求めてアステロイドベルトや鉱石アノマリを飛び回り、採掘して、手に入れた鉱石を売ったり製造に使ったりするのが主な使い道で、戦闘は可能な限り避けるべきです。

単純にアステロイドの採掘範囲 (10km) まで航行し、採掘レーザーを起動しましょう。 採掘先を2つのアステロイドに分けて起動してもいいですし、1つのアステロイドに集中させてもいいです。

セキュリティステータスが0.8以下の星系では、アステロイドベルトにNPC海賊が出現するでしょう。 この船のシールドでなら弱い敵からの攻撃にしばらく耐えることができますが、スキルを覚えて戦闘ドローンを使えるようになり、敵を撃墜できるようになるまでは、単に別のアステロイドベルトを探したほうがいいでしょう。

いつもいつでも、受けているダメージが船の耐久力に比べて多すぎるならば、そしてストラクチャまでダメージが入り始めているならば、ワープして逃げましょう。

将来の改善プラン

以上のFITは特に記述がなければゲーム開始時のスキルだけで使うことができるはずで、比較的安価で手に入りやすいモジュールを使っています。

スキルポイントとISKが手に入るにつれて、より強力なモジュールをFITできるようになり、それにより船の性能が上がっていくでしょう。 これらのモジュールはマーケットハブでないと簡単には手に入らないかもしれませんが、買いに行くだけの価値はあるものです。

いずれ、以下に挙げる改良版のFITを装備できるようにすることをオススメします:Alpha Clone - Improved Venture を Osmium で見るこの改良版のFITのすべての装備を使えるようにするには、以下のスキルを覚える必要があるでしょう:

  • 採掘 レベルIV
  • シールド強化 レベルIV
  • 採掘強化 レベルIV
  • ドローン レベルIII
  • ライトドローンオペレーション レベルI

この改良版のFITではアフターバーナーではなく 5MNクワッドリフ抑制型マイクロワープドライブ を使っています。 MWDは使うとキャパシタを大量に消費し、船のシグネチャ半径も大幅に増加させるので、アフターバーナーとは違って、敵の攻撃から逃げるのには向いていません。 しかし、得られる速度ボーナスは大幅に強化されています。

MWDは違う場所に移動するときにのみ起動し、到着したら止めてしまうようにしましょう。

ドローンを操作するためのスキルが揃ったら、ドローンベイに戦闘ドローンを詰め込みましょう。 ホブゴブリンI (Hobgoblin I) ドローンはダメージ出力が一番高く、ウォリアーI (Warrior I) ドローンは移動速度が一番速いです。

そしてこの改良版FITではダメージコントロールを抜いて 採掘レーザー強化II を装備しています。ベンチャーの防御力は落ちてしまいますが、代わりに鉱石の採掘量が増加します。

さらに、EM ダメージに少し弱くなるのと引き換えに全体でのシールドHPを増加させるため、対EMリグを1つ 小型コア防衛フィールドエクステンダーI に入れ替えています。

改良版FITでは、採掘レーザーの強化によって必要なCPUを使ってしまったので、もはやサルベージャーは装備していません。

ほとんどすべてのモジュールは、FITしやすく性能が向上している代わりに値段が高く手に入りづらい「メタ」版強化品に入れ替えることができ、またさらに ISK やスキルポイントが必要で FIT するのが非常に難しい T2 版強化品に入れ替えることもできます。

  • 採掘レーザー: 2x 採掘機II (Miner II)
  • シールドエクステンダー: 中型シールドエクステンダーII (Medium Shield Extender II)
  • サーベイスキャナー: サーベイスキャナーII (Survey Scanner II)